練習は不可能を可能にする
2026/06/26
「練習は不可能を可能にする」―40年前の教えを今、改めて実感しています
添付した写真は、私の事務所に飾っている「小泉体育賞」の賞状のコピーです。
大学卒業時に、当時の慶應義塾大学塾長・石川忠雄先生から頂戴した、一生の宝物です
。
この小泉体育賞は、小泉信三先生のお名前を冠した大変名誉ある賞で、基本的には全国
大学選手権で優勝した選手、チームに贈られる賞です。
私たち慶應義塾大学體育會蹴球部は、昭和60年1月6日、全国大学ラグビー選手権決勝で同志社大学と対戦しました。
試合終了間際、私は逆転を狙ってラストパスを投げました。
しかし、そのパスはスローフォワードと判定され、惜しくも準優勝。
今でも鮮明に思い出す悔しい試合です。
それでも一年間の戦いを評価していただき、この名誉ある賞を頂戴しました。
今振り返っても、本当に感謝しかありません。
小泉信三先生には数多くの名言がありますが、中でも私が最も好きな言葉があります。
「練習は不可能を可能にする」
現役時代は、この言葉を何度も耳にしました。
しかし、あの頃はその本当の意味を理解していたとは言えません。
毎日毎日、厳しい練習の連続。
苦しくて、逃げ出したくなることも度々ありました。
それでも仲間とともに歯を食いしばって練習を続けました。
64歳になった今、あの言葉の意味を改めて実感しています。
今朝も雨上がりの中、早朝ごみ拾いとトレーニングを行いました。
毎日続けている縄跳び200回。
今日は200回飛ぶ間に1回だけ失敗しました。
実は5日間トレーニングを休んだ後、一昨日に再開した時には2回失敗していました。
たった5日間。
それだけでも身体は正直です。
普段毎日続けている時には、200回など何も考えずに飛べます。
ところが少し休むだけで、身体の感覚は確実に変わってしまいます。
そこで、ふと思いました。
「これこそ、小泉信三先生がおっしゃっていた『練習は不可能を可能にする』というこ
とではないか」と。
練習とは、一度頑張ることではありません。
毎日積み重ねること。
継続すること。
その積み重ねが、やがて当たり前にできる力となり、自分では不可能だと思っていたこ
とを可能にしてくれるのです。
これはスポーツだけではありません。
仕事も同じです。
人生も同じです。
現在、会社は決して順風満帆ではありません。
むしろ、私自身「どん底」と言える状況です。
それでも毎朝、ごみを拾い、縄跳びをし、スクワットを行い、腹筋・背筋を続けていま
す。
誰かに褒めてもらうためではありません。
昨日の自分より、今日の自分が少しでも成長できるように。
その積み重ねが、いつか会社を再び成長させる力になると信じているからです。
40年以上前にいただいた小泉体育賞。
事務所で毎日その賞状を見るたびに、小泉信三先生の言葉が私の背中を押してくれます
。
そして今は、ご先祖様や神様、そして宇宙の大きな力に見守られながら、その教えを毎朝のごみ拾いやトレーニングで実践できることに感謝しています。
40年前には理解しきれなかった言葉が、64歳になった今、人生そのものを支える言葉に
なっています。
「練習は不可能を可能にする。」 私はこの言葉を信じ、これからも一歩一歩、前へ進んでいきたいと思います。

