本日の学び
2020/11/08
理性の判断は相対的である
理性の判断するところのものは、ありふれた常識の判断や、軽率な感情本位の判断よりは、はるかに、論理的価値の高いものを多く保有しているには相違ない。
が、しかし、いかにその判断が、論理的に的確厳正であろうとも、所詮、理性判断なるものは、厳格な意味で論定すると、どこまでいっても「相対的」で、到底本心良心の許諾の如く、絶対的なものではあり得ないのが真理である。
なるほどですねー!
今日の教えも哲学的で難しいですね。
要するに理性というのは、自分が今まで生きてきた経験を通して、いろいろな物と比べて判断するものであり、心の底から生まれる本当の感情の発露にはかなわない、ということなのではないかなと思います。
絶対的なものとは、すなわち本能であり、その本能そのものを理性により研ぎ澄ませていかねばならないのでは、と考えます。
精進して人生を豊かにしてまいります!