中村天風をご存知ですか
2020/09/19
哲学を学ぼう
コロナ禍での休みは人生の先人に学ぶ
かなり昔に読んだ本を取り出しました。
1876年7月30日東京生まれ。本名、中村三郎。
1904年、日露戦争の軍事探偵として満州で活躍。帰国後、当時死病であった肺結核を発病したことから人生を深く考え、心理を求めて欧米を遍歴する。その帰路、ヒマラヤの麓でヨガの聖者カリアッパ師の指導を受け、病を克服。
帰国後は実業界で活躍するも、1919年、突如感ずるところがあり、社会的地位、財産を放棄し、「心身統一法」として、真に生きがいのある人生を生きるための実践哲学についての講演活動を始める。同年、「統一哲医学会」を創設。政財界の有力者をはじめ数多くの人々の支持を受け、天風哲学として広く世間に認められるようになる。昭和15年、統一哲医学会を天風会と改称。昭和37年、財団法人の設立許可を受け、現在に至る。
本日ここに、宣言したいと思います。
今日から、中村天風先生に一歩でも近づけるよう、新たな人生を生きるつもりで、単なる個人主義ではなく、利他の精神を養うとともに、個人としても人類の平和と幸福に貢献できるように頑張ってまいります。
本日の学び
「いのちの力の使い方」とは、
「力を入れることに重点を置かずに、力を働かすことに重点を置く。」とのことです。
空手を稽古している際、どうしても肩に力が入るときがあります。
そんな時、力を抜いて、リラックス!と師範に注意されます。まさに、力を働かせよ!ということなのですね。