オミクロン株BA.2.75 新たな変異株 ケンタウロスに要注意!
2022/07/28
今月、国内で初めて確認されたオミクロン株の新たな変異種「BA.2.75」。
別名「ケンタウロス」と呼ばれているそうです。
ケンタウロスとは、ギリシャ神話に登場する馬と人間が合わさった伝説上の生き物だそうで、長崎大学大学院・森内浩幸教授曰く:
「上半身が人間、下半身が馬。それくらいの様相が大きく変わったし、すごい勢いで広がっているという意味合いを込めて誰かが言い出したとのこと…」
ケンタウロスはアメリカの大学の研究によると、今蔓延(まんえん)しているBA.5のおよそ3倍の感染力を持つといわれているそうです。
この3倍という数字がもし、事実だとしたら、第7波が終った後の第8波は本当に恐ろしいものになりそうです。
また感染力が強いことに加え、ワクチンを接種しても感染するという2つの性質を持つことからも、ケンタウロスと呼ばれるともいいます。
現在、日本で第7波の原因になっているのは、BA.5です。
BA.2.75とはBA.2系統から変異した1つだそうで、75番目の亜種とのことです。
長崎大学大学院・森内浩幸教授曰く:
「BA.5による第7波が、ある程度ピークアウトした時であっても、ケンタウロスに置き換わると下がり切れないうちに次の大きな波が起こる可能性があります」
まだ未知の部分が多いケンタウロスですが、専門家は今後、注視すべきと警戒を呼び掛けています。
長崎大学大学院・森内浩幸教授曰く:
「重症化率は多分それほど高くならないと思いますので、どう私たちが対応するか次第で、混乱が起こるのかそうでないか、違いが出てくると思います」
とのことですので、これから十分注視していく必要がありますね。
上記のような警鐘が鳴らされている最中に、東北地方で空気感染の専門家が、今までの悪しき感染症対策に抗議する形で、頑張って真実を主張していただいているようです。
以前にも書きましたが、国立感染症研究所の最近の見解(新型コロナウィルスの最大の感染経路は空気感染)をもっと公に声高く発表するようにとのことです。
地方からの地道な発信、素晴らしいですね。
上記の動画は、国内の新型コロナウイルス対策が世界の科学的知見と異なっているとして、東北大の研究者らが会見を開き、科学的根拠に基づいた感染対策を講じるよう提言された模様です。
“空気感染”を前提とした対策を!
東北大研究者が提言 :「日本のコロナ対策は世界の科学的知見と違う」→ これは本当にどうしたことでしょうか?日本はまじ、遅れています。
25日夜、会見を開いたのは、東北大学大学院理学研究科の本堂毅准教授ら研究者3人だそうです。
国立感染症研究所が今年1月、新型コロナの感染経路について、「主に飛沫と接触による感染と考えられる」などと言及したことについて、本堂准教授らは「現在の科学的知見では、主な感染経路は空気感染である」として、空気感染を前提とした対策を求めていらっしゃいます。
東北大学大学院理学研究科 本堂毅准教授曰く: 「(これまでの対策は)感染がめったに起こらないような接触感染、そういう所に重点が置かれすぎていた。そういう効果の低い対策については政府が『やめましょう』と言うことが大切」
本堂准教授らは、時短営業や行動制限などの対策よりも、不織布マスクを適切につけることや常時換気を徹底するといった対策を優先させることの重要性を指摘されたようですが、不織布マスクについては、ちょっと意義があり、弊社取扱のナノファイバーマスクMIKOTOを推薦しますが、布マスクやウレタンマスクに比べれば良しとせねばなりませんね。
常時換気を徹底することは大賛成ですが、換気をしたくてもできない場合があるはずですので、そこで救世主として出てくるのが弊社のバクテリサイド・ファイン(Nano Fine)やファインミニによる次亜塩素酸ガス発生システムになるわけです。
令和2年1月に共同研究の上、一緒に国際特許を取得しました国立病院機構 仙台医療センターウィルスセンター長の西村秀一先生も、その当時からずーと上記の本堂毅准教授がおっしゃるような苦言を呈されていました。
本当に日本はおかしい国だと言わざるを得ないと思っています。
何とかより多くの人達に、こういった本当のことをもっといっぱい知っていただきたいものです。
繰り返しになりますが、米・感染症専門の教授の研究によると、「BA.2.75」の感染力は、「BA.5」の3.24倍という研究結果が出ています。
2022年6月インドで初感染報告があり、その後、アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国など世界各国でも感染が確認されています。
そして、日本国内では7月8日に神戸市で1人、19日に大阪府で2人、21日に東京都で2人感染が確認されています。
日本国政府には、一刻も早く、「接触感染ではなく、空気感染を予防しないと大変なことになる」という事実を世間一般の人々に発信してほしいものです。