青天を衝け
2021/02/15
また楽しみが復活しました
渋沢栄一物語
昨日の日曜の大河ドラマ、良かったです。
近代日本の父、渋沢栄一翁の人生を楽しむことができる喜びに浸っております。
その信念を、『論語と算盤』という彼の講演をまとめた著書で、こう述べています。
とにかく人は、誠実に努力し、自分の運命を開いていくのがよい。
人生の道筋はさまざまで、時には善人が悪人に負けてしまったようにも見えることがある。
しかし、長い目で見れば、善悪の差ははっきりと結果になってあらわれてくるものだ。
だから、成功や失敗の善し悪しを議論するよりも、まず誠実に努力することだ。
そうすれば公平無私なお天道は必ずその人に幸福を授け、運命を開いていくよう仕向けてくれるのである。
本当に素晴らしい考え方ですね。
何だかとっても勇気づけられます。
「利益一辺倒」や「儲ければすべてよし」ではなく、道徳と経済の両立をめざした、バランスのとれた方向に向かっていったと考えられています。
ちょうど、現在は、感染防止と経済の両立をめざしているので、感染防止に是非、道徳心を取り入れていければいいな、と思います。